CSR・SDGsについてトモヱ乳業の考え方・目指す姿

トモヱ乳業は、経営理念、行動憲章、食品安全方針を経営の根幹に位置づけており、
これらの理念体系を「トモヱスピリッツ」と呼んでいます。
従業員一人ひとりがこのトモヱスピリッツに則ってそれぞれの役割を果たし、社会に貢献することを使命としております。

トモヱスピリッツの理念は事業活動そのものだけでなく、
社会とのかかわりにおいても「持続可能な開発目標(SDGs)」の考え方と一致しています。
当社はこれまでのCSRの取り組みに、環境方針とSDGsの観点を組み込み、
持続可能な社会づくりへの貢献、及び、トモヱ乳業の持続的な成長の基盤としてCSR活動を推進します。

トモヱ乳業株式会社

乳業メーカーとしての
取り組み

健康・栄養

  • 安全・安心な商品づくり
  • 健康な食生活・食文化の普及

医食同源の経営理念の下に、安全・安心な商品づくりで皆様の健やかな食生活に貢献します。

環 境

  • 環境負荷低減
  • 環境に配慮した容器包装の使用促進
  • 環境教育の実施

環境負荷低減に努め、自然の恵みに感謝しながら、ありのままの乳のおいしさを届けることに貢献します。

人と社会

  • 健康経営の推進
  • 人材の育成
  • 人権の尊重
  • 社会貢献活動の実施

多様な人材が個性を活かし、成長できる職場づくりを目指すとともに、ステークホルダーの幸せと発展に貢献します。

健康・栄養

安全・安心な商品づくり

官能検査パネラーの育成

トモヱ乳業で行う製品の品質検査には、理化学検査、微生物検査のほかに官能検査があります。検査機器では判断が難しい味や香り、色の違いを人の五感を使って評価します。官能検査では、検査の精度を一定に維持するために「官能検査パネラー認定制度」を設け、官能能力の訓練及び試験を実施しています。安全でおいしい商品をお届けするために、官能検査パネラーの育成を推進します。

FSSC22000認証取得

トモヱ乳業はお客様に安全で安心な商品をお届けするために、2017年2月に国際認証規格FSSC22000*を取得、2020年2月には継続登録証を拝受しました。今後も社員一人ひとりが食品安全に対する意識を持って製品の品質向上に取り組みます。*FSSC22000: 食品安全マネジメントシステムに関する国際規格であるISO 22000 を追加要求事項で補強した世界標準の食品安全規格。

健康な食生活・食文化の普及

健康に寄与する商品の製造

牛乳にはカルシウムだけでなく、たんぱく質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミンがバランスよく含まれています。そして牛乳には、骨粗鬆症の予防、メタボリック症候群の予防、便秘の予防・解消、熱中症予防、高血圧予防、痛風予防、認知症予防、安眠効果、免疫力向上など多くの健康機能があることが、様々な研究で分かってきています。トモヱ乳業は安全安心な牛乳を皆様の食卓に、そして学校へ給食としてお届けすることで、健やかな食生活を支えます。

工場見学

地元小学校の社会科見学をはじめ、一般の皆様に工場見学、牛乳博物館見学を実施しています。乳業メーカーや乳文化、乳ができる仕組みや味の秘密について知っていただける内容になっています。牛乳博物館では、乳文化に関する歴史や、世界でも珍しいコレクションを紹介・展示しています。

健康・栄養

環境負荷低減

太陽光発電の導入

第一工場及び第二工場の屋上に太陽光パネルを設置し、2020年9月より、稼働を開始しました。太陽光パネルで発電した電気の活用により、CO2排出量削減が進んでいます。また太陽光パネルの屋上設置により、夏の室内温度上昇を抑制し、冷房の消費電力削減にも繋がっています。

3Rの推進

製造工程で発生する金属くず、梱包用ビニールやプラスチック、段ボール、紙パックの再生処理を積極的に行ない、限りある地球の資源を有効に繰り返し使う社会(=循環型社会)の形成に貢献します。

環境に配慮した
容器包装の使用促進

森林認証を受けた紙パックの使用

多くの紙資源は、森林で育った木を伐採した木材から作られます。地球上の森林を守るために、持続可能な経営が行なわれている森林の認証制度があります。認証された森林から切り出された木材や、そのような木材から作られた紙や木製品に認証マークを付けることで、森林破壊を防ぎ、地球環境を守る取り組みです。認証マークの付いた製品をご購入いただくことで、消費者の皆様も誰でもこの取り組みを支援することができます。
国際森林認証制度のひとつに「PEFC」があり、トモヱ乳業では「ふるさと牛乳」「濃厚野菜1日分」などの商品にPEFC認証を受けた紙パックを採用しています。今後、さらにPEFC認証の紙パックの使用を拡大し、サステナブルな社会の実現に貢献します。

環境教育の実施

環境教育の実施

全社員を対象とした技術研修の一環として、環境教育を実施します。環境問題への意識向上を図り、社員一人ひとりが常日頃から自主的な提案、活動を行なえるよう推進します。

健康・栄養

健康経営の推進

健康経営優良法人認証の継続取得

健康経営優良法人認定制度は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
トモヱ乳業は、2019年より継続して健康経営優良法人に認定されています。

人材育成

酪農研修

牛乳の原料である生乳は、酪農家で乳牛を育て、母牛から搾乳することで初めて得ることができる貴重なものです。このような川上(酪農)を体験することにより、乳業全体の理解を深めています。今後は川上への貢献を行なえる企業となることを目指していきます。

社内研修

トモヱ乳業は「社員一人ひとりがトモヱ乳業とともに成長できる風土づくりを目指す」という行動憲章の精神のもと、新入社員研修、階層別研修、資格取得支援制度、通信教育制度(自己啓発支援)等による人材育成に取り組んでいます。今後も社員一人ひとりの成長を後押しできる支援体制の充実を図ります。

人権の尊重

ダイバーシティの推進

トモヱ乳業はインターンシップ実施等を通じて、障がい者雇用促進に取り組んでいます。また、同じ社会人として、同じ地域の仲間として、周辺地域の養護学校卒業生を採用しています。共に支え合いながら仕事ができる場を目指しています。

社会貢献活動の実施

貢献活動

古河市のお祭りや行事の参加等、地域の皆さんとの交流を大切にしています。お祭りで行なっているアイスづくりやバターづくり体験では、毎年多くの方がご参加くださり、牛乳の魅力を知っていただく機会となっています。
また、古河城の守り神であった大六天宮の再建、静御前像の建立等の地元の文化保存活動や、社員による定期的な会社周辺の清掃活動にも取り組んでいます。

さらにくわしく知る

トモヱ乳業のSDGsへの考え方についてさらに詳しく知りたい方は、
環境方針をご覧ください。