MUSEUM 牛乳博物館

世界150カ国から収集した、酪農乳業に関する珍しい品が5000点以上展示される、日本唯一の牛乳・乳業の博物館です。人間と牛が育んできた歴史や酪農文化を知れば、きっと牛乳がより身近に感じられるはずです。

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                             明治から現代までの牛乳容器
                             牛乳が一般販売され始めた明治初期頃は牛乳缶で戸別訪問され、その後ブリキ容器、瓶容器と広まっていきました。

                             メソポタミア文明の酒容器
                             紀元前から始まったメソポタミア文明。当時の酒容器は牛をモチーフにしたものが多くつくられ、使われていました。

                             アルプスホルン
                             スイスの民族楽器として有名。吹くコツが必要ですが、慣れると高い音から低い音まで自由に出すことができます

                             トルコのヨーグルト用かめ
                             ヨーグルト発祥の地、トルコの一般家庭には、ヨーグルト専用のかめがあり、食卓に欠かせない食品であることが分かります。

                             世界のカウベル
                             放牧する牛につける小ぶりなものから、コンテストで優勝した牛だけがつけられる、巨大なカウベルまであります

                             配達牛乳の受け箱
                             各家庭への牛乳配達が主流だった昭和には、ほとんどの家の軒先に、木でできた牛乳の受け箱が設置されていました。

                             牛乳パックの帽子
                             紙パック3本分でできる、簡単な工作作品です。帽子だけでなく、様々なものに生まれ変わることができます

                             世界の牛乳パック
                             紙パックやプラスチック製容器など、アメリカ・ヨーロッパ・アジアでデザインが違うもの。日本にない色や絵柄は新鮮です。

                             ぜひ一度、乳文化をご自身の目で確かめてみてください。 皆様のお越しを、お待ちしています。

牛乳博物館について

展示物は、6つのテーマに合わせた
コレクションによってできています。

  • 牛の種類と進化

    牛をモチーフとした土器や生活風景を描いた絵画や土器などを通して、牛と人間が出会ってからの約10,000年の歴史を辿ります。

  • 牛と宗教

    栄養価の高い牛乳は、古代から人々の生活を支えていました。牛が特別な存在であった事実が、世界の絵画や土器などに残されています。

  • 世界と日本の酪農器具

    放牧時に使うホルンやカウベル、牧草づくりのための工具、牛用医療器具など、普通では見られない道具が集まっています。

  • 世界と日本の牛乳加工器具

    ヨーグルトやバター、チーズなどの製造技術が発達する前に使われてきた、世界の乳製品づくりのための道具をご紹介します。

  • 牛乳容器

    飛鳥時代から現代までの牛乳容器の移り変わりがわかる、豊富な資料が展示されています。

  • その他牛乳関連

    世界の牛乳パックや牛のオブジェなど、牛乳に関わる品々を多数展示しています。

展示物の一部情報を、
HITNET(産業技術史資料共通データベース)でご覧いただけます。